うさぎぎさんをお部屋で遊ばせる「部屋んぽ」や、お外に出て一緒にお散歩をさせる「うさんぽ」と言われるものがあります。これから「うさんぽ」について解説してみます。
うさんぽとは
うさぎの散歩略して「うさんぽ」。基本的には運動不足解消やストレス発散といった、うさぎの健康のための手段です。また、室内でしか遊べない小動物が多い中、一緒にお出かけができるという飼い主にとっても夢のような話でしょう。
うさぎのお散歩、略して「うさんぽ!」
事前にどのようにすればよいかをチェックしましょう!
うさんぽに必要なもの
- ハーネス
うさぎさんの種類・体型によってぴったりのサイズと素材を選びましょう
- キャリー
移動のために必要なうさぎ用キャリー。病院や緊急時にも役立つので1つあると安心ですね
- 牧草
移動中も牧草を食べれるように、足の負担を軽減する意味でもキャリーの中に入れておく
- 水
外出時にもお水を飲ませてあげられるようにしておくと安心
- ペットシーツ
キャリーの掃除が楽になるので、いざという時のために底に敷いておきましょう
- ゴミ袋
うんちゴミを落としてしまったとき、持ち帰れるように持参しておきます
うさんぽのやり方
必ず十分にコミュニケーションを取れ、飼育環境に馴染んでからでなければストレスが大き過ぎます。小さなお子様がいる方はイメージしやすいと思いますが、外は想定外のものや危険が常にあります。
特に苦手なうさぎさんが多い抱っこをできるようになってから、という最低限の準備をしてからスタートしましょう。
- お家であらかじめハーネスとリードをつける練習をして慣らします。急に身体に巻きつけられたら、違和感があって当然です。おそらく嫌がる子もいるでしょう。
- 数日開けながら、少しずつ日数をかけて嫌なものだと思わないようハーネスを装着できるようになったら成功です。
- キャリーの中にはいる練習もしておきましょう。中に入ったらおやつをあげて褒め、徐々にならします。キャリーに落ち着いて入ってもらうのにも時間がかかるかもしれません。
- 近くの、安全な場所で実践します。キャリーで移動後、到着した先では自主的に出て歩き出すことを見守りましょう。
- 常に見守りながら、安全を確認し、草むらには入らないようにします。
嫌がっている場合は、無理せず諦めることも大事です。
好き嫌いが必ずあるので、強制しないことと、あせらずじっくり待ってあげることを心がけましょう。
楽しい時間になりますようにっ♪
うさんぽの注意点
そもそもうさんぽが必要なわけでは無い、うさぎさんによって向き不向きがあるということは覚えておきましょう。
外では天敵となる犬や鳥などの動物や、子ども、車や自転車といった危険だらけです。絶対に目を離さず近くにいることを徹底してください。
また、生えている植物や落ちているゴミなど有害であるものを誤って口にしてしまうリスクがあります。うさぎさんは嘔吐して吐きだすことができない生き物です。細心の注意を払っておかないと取り返しのつかないことになるでしょう。
草むらに入る場合は虫がつく可能性も高いので、帰宅後にチェックしてブラッシングなどで落とします。
さいごに
大好きなうさぎさんとお出かけできる夢のような話。慣れていれば親戚の家にいく際に一緒になんてことも可能になるでしょう。環境の変化につよくなったり、うさぎさんと家族にとってよい刺激や時間になることは喜ばしいです。
しかし、ストレスやリスクをともなう行為である以上、安易にすすめるべきではありません。
万全な事前準備で、うさぎさんの安全を最優先にかんがえて判断しましょう。
素敵なうさぎライフを。 Have a nice day !