今回は、誰もが人生で一度は飼おうと思った事があるであろう…(偏見ですw)
うさぎの飼い方をご紹介します。
うさぎの種類
- ネザーランドドワーフ …最小のウサギさん。神経質or気分屋さん
- ホーランドロップイヤー …垂れ耳でおっとり穏やか
- ミニレッキス 毛質が高級。耳おっきくてちょっと馬面。愛嬌
- ダッチ 黒白たち耳。人懐こい
ネザーランドドワーフ
ホーランドロップイヤー …垂れ耳でおっとり穏やか
ミニレッキス …毛質が高級。耳おっきくてちょっと馬面。愛嬌
ダッチ …黒白たち耳。人懐こい
オスとメスのちがい
個体差がありますが
男の子は甘えん坊な性格の子が比較的多く、かまってちゃんなうさぎさんがよい場合はとっても可愛いでしょう
ただし、性質上 縄張り意識が強くおしっこをまいてにおいを付ける「スプレー行為」が多いです。特にネザーランドはきついとか。
あまり酷いようでしたら、去勢手術を検討するとよいでしょう。
女の子は妊娠していなくても「偽妊娠」と言って、お母さんになる準備をすることがあります。
自分の毛をむしって巣作りしたり、一時的に攻撃的な性格になったり、母乳が出るなどの行動が見られる。
病気になるリスクを下げる意味でも、避妊手術を推奨する方も多いです。(もし検討される場合は、生後4か月以降に獣医さんに相談しましょう)
飼い方
直射日光が当たらない風通しのよいところで、人とすぐに接することができる場所にケージをおいてあげましょう。
毎日新鮮なお水をあげます
牧草は切らさずいつでも食べれるようにしておくように気をつけます。(消化管の活動を活発にする働きがあるので、食べれないと弱ってしまいます)
餌のペレットは牧草だけでは足りない栄養素を補ってくれるので、適正量を朝と晩の1日2回に分けて与えます。(詳しくはうさぎの餌の種類と量へ)年齢やその子の体型に合わせて量や種類を調整しましょう。
日々の掃除はトイレを覚えている子は手入れが楽で、メインに清潔にしておけばよいのです。下のトレーはペットシーツを敷き、汚れや牧草のゴミが溜まってきたら交換します。
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必ず準備しておくべきもの
- ケージ イージーホーム70
- 餌皿(重さのある陶器のお皿か、ケージに固定できるタイプ)
- 水入れ(陶器のお皿か給水器、お皿付きの給水器がある)
- 牧草入れ
- トイレ
- ペットシーツ
- ごはん(牧草とペレット)
あるとよいもの
- ヒーター、冷感用品
- 隠れ家
- キャリー
- ハーネス
- 部屋んぽサークル
- 消臭、除菌スプレー(うさピカ)
トイレとしつけ
うさぎはトイレを覚えると言われています。
が、なかなか覚えてくれず苦労している方もいるかもしれません。
掃除が大変楽になるので、根気強く教えて 覚えてもらいましょう!
おしっこのついたティッシュなどをトイレの中に入れ、
違う場所にしてしまったものは、徹底的に消臭してニオイの残らないようにしましょう
殺菌・消臭を兼ねて簡単に掃除できるもの。ここでは私愛用の「うさピカ」を紹介しましょう。笑
スプレータイプで一瞬でニオイが消えるので、日頃の掃除にも有り難い存在です。
ニオイが残っているとまたそこでトイレをしてしまう習性があるので、決めた場所以外でさせないしつけが重要ですね。
また、うんちもトイレの中に入れておいてあげましょう。
これには個体差があり、おしっこしか覚えない子もいると聞きますが、頭の良いうさぎさんは うんちもおしっこもトイレに戻ってからする。という習慣化が可能なんです。(お部屋でポロポロとうんちを落としている姿を見ていたのでこれには私も最初はびっくりしました!笑)
屋でポロポロとうんちを落としている姿を見ていたのでこれには私も最初はびっくりしました!笑)
おやつと野菜
おやつは何をあげたらよいか確認してみましょう
うさぎって生の野菜を毎日あげなきゃいけないの??
実は普段の食事で十分に栄養素が足りているので、野菜は必要はないんだよ。
むしろ、あげすぎ注意! ごく少量にしてね。
与えてよいもの
- 小松菜、チンゲンサイ、キャベツ、大根の葉、パセリ、カブの葉、ニンジン、水菜、三つ葉
- りんご、バナナ、いちご、梨
※水分が多く、栄養が少ない生野菜の与え過ぎは下痢やうっ滞の原因になりますので、1日5g程度にを目安にします。
- フリーズドライの野菜、乾燥パパイヤ、乾燥パイナップル など
あげてはいけないもの
- ねぎ、ニラ、ニンニク、ほうれん草、アボカド、ナッツ、ごぼう
病気と注意点
- 下痢 水のようなうんち
野菜の与えすぎがないか見直す。
- うっ滞(毛球症) 消化管の運動が止まってしまうこと
症状…食欲低下、排便量の減少、便の小型化、毛でつながった便が見られるなど
対処…止まってしまった消化管の動きを正常に戻す。好きな野菜や果物を与え、お腹をさすってあげる、食事や飼育環境の見直しやストレスの原因をなくす
- ソアホック 足の裏の毛が擦れ、皮膚が剥き出しになること
ケージの床は細い金網を避け、牧草を敷くなど、できるだけ足の負担を減らす。
- 不正咬合 歯が伸びすぎて噛み合わせがずれてしまうこと
症状…うまく食べられない、食べ物を落とす、食欲不振、よだれ
対処…獣医による定期的な歯科治療が必要。予防のため、嗜好性の高いペレットやおやつを与えすぎず、牧草の食べる量を増やす工夫をしましょう。外傷も原因となる場合があるので、暴れて顔面を強打したり、落下するなどの危険を避けます。